HIV
HIV(ヒト免疫不全ウイルス)は、人の免疫力をつかさどるT-リンパ球に感染して破壊するウイルスです。
その結果、免疫力が低下し、あらゆる感染症にかかったりする状態をAIDS(後天性免疫不全症候群)と呼びます。
AIDSが発症するまで、ほとんど自覚症状がなく、自身でも気付かないうちに他人へ感染させてしまうこともあるため、現在では、全世界で多くの感染者を生み出すに至りました。
しかし、医療の進歩により、AIDSの発症を抑えることが可能になりつつあるため、早期診断・早期治療が重要視されています。
HIVからエイズ発症まで
- 1.感染初期
- HIVに感染してから、数週間後に風邪のような症状(発熱・のどの痛みなど)があります。
しかし、それらの症状が出ないことも多く、感染に気付かないことも少なくありません。 - 2.無症候性キャリアの時期
- 免疫機能が次第に低下していきますが、特に主だった症状はありません。
無症候性キャリアの期間は、平均で10年間とも言われていますが、近年はAIDSの発症を遅らせるための治療が可能になりつつあります。 - 3.AIDS関連症候群の時期
- リンパ腺が腫れる、発熱・下痢などが続く、体重が急激に減るといった症状が見られます。
- 4.AIDS発症
- 免疫機能が低下し、日常的にはかからないような感染症にかかることがあります。
脳や神経にも悪影響があり、知覚障害などを引き起こすことも少なくないと言います。
HIVの感染経路
HIVは、性交渉や注射のまわし打ちなどによって感染する病気です。
同じトイレやバスルームを使ったり、せきやくしゃみ、握手や抱擁といった日常的な接触から感染することはありません。
HIVの感染経路
| 性交渉 | 性交渉によって感染します。 |
|---|---|
| 注射のまわし打ち | HIVキャリアが使用した注射器などから感染します。 |
| 母子感染 | 母親がHIVキャリアの場合、妊娠や出産、授乳から赤ん坊に感染することがあります。 |
HIVをセルフチェック
医療が進歩し続ける現在、AIDSの発症を遅らせることが可能になりつつあります。そのためにも、大切なことは、まずご自分がHIVなのかどうかを検査することです。
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